2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は15日、大会マスコットデザインの応募総数が2042作品となったことを発表した。今月1日に募集を開始し、14日正午に締め切られていた。個人応募が1774作品、グループ応募が268作品だった。

 マスコット審査会座長の宮田亮平文化庁長官は「2042件ものご応募をいただき、マスコットに寄せる期待の大きさを感じております。大会を盛り上げる存在であるマスコットに会える日を心待ちにしながら、応募者の皆さまの熱い思いに応えられるよう、しっかりと審査していきます」とコメントした。

 大会エンブレムは1万4599作品の応募があったが、マスコットの場合は6方向(前、後、右、左、上、下)のデザインや、数種類の競技ポーズのデザインが求められるなど難易度が高く、一概には応募数の比較はできない。

 12月に最終候補3、4案を公表した後、同月11日から来年1月19日の間に全国の小学生が1学級単位で投票して採用案を決める。最終決定作品は同年2月上旬に発表される。