希望の党代表の小池百合子・東京都知事は29日の会見で、同党に合流する民進党議員の公認に関し、「(主張の根幹が異なれば)排除します」と明言した。公認の是非は、自身が最終判断。合流を希望する議員の「仕分け」に、着手する。旧民主党結党時に行われた「排除の論理」に、民進党自身が巻き込まれる皮肉な歴史の巡り合わせ。小池氏の厳しい仕分けを待つ野党第1党のメンツはずたずたで、小池流への反発から、新たな新党結成を模索する動きも出てきた。

 ◆排除の論理 96年、鳩山由紀夫、菅直人両氏が旧民主党を設立する際、新党さきがけに所属していた武村正義元蔵相や、村山富市元首相らのベテランの入党を拒否した。武村氏は、さきがけとして丸ごと合流する意向だったが、鳩山氏は幅広い勢力の結集を目指して「個人参加」の新党を主張。一連の鳩山氏の手法を指す言葉として使われ、同年末の「日本新語・流行語大賞」では、鳩山氏が唱える「友愛」とともに、大賞の1つに選ばれた。