無所属で立候補した前原誠司民進党代表(55=京都2区)は、盤石の強さで9回目の当選を果たした。ただ、民進党を事実上解党して合流した、希望の党の厳しい結果を受けて「政治は結果が全て。主導した私の責任は重い」と語った。

 「どんな手段を使ってでも安倍政権を終わらせる」と希望の党への合流を決断したが、結果は惨敗。前原氏は、即座に代表を辞任することは否定したが「ずっと居座ろうなんて思っていない。一定のタイムスパンの中で方向性を決めて、その後責任を取る」と話した。参議院も含めた党全体での希望の党への合流については「いったん考えなおさないといけない」と述べた。その上で「合流を進めた本人でもあるので、私は今後、希望の党に合流する」と明言した。

 パリ訪問中の小池氏とは、選挙結果を確認した上で国際電話をして「新たな2大政党制をつくるため、今後も力を合わせて頑張ろう」と話したという。