第48回衆院選は23日、全465議席が確定した。

 自民党は、14年衆院選で小選挙区が全敗(全員比例復活)した沖縄の4選挙区のうち、4区で西銘恒三郎氏が、無所属前職の仲里利信氏を破り、議席を確保した。1区は共産党、2区は社民党、3区は無所属の前職が、それぞれ自民党を下したが、今回は、翁長雄志知事と連携した野党系の「オール沖縄」による4選挙区の議席独占はならなかった。翁長知事派には、今年の県内3市長選と那覇市議選に続く手痛い敗北。来年2月の名護市長選や、秋の知事選に影響が及ぶ可能性がある。