日本維新の会の松井一郎代表(53)は26日、大阪市内で開かれた地域政党「大阪維新の会」の全体会議に出席した。会議後、日本維新の会の法律顧問を辞任すると表明した橋下徹前大阪市長(48)と同党の丸山穂高衆院議員(33)との“場外バトル”について言及した。

 「橋下さんは民間人として言っている。(丸山氏とのバトルを)会議で取り上げることはない」とし、党内のバトルではなく、あくまでも“場外バトル”と位置づけていることを強調した。

 また橋下氏が国政政党の顧問を辞任する影響について「何の影響もない。我々とは付き合うと。大阪維新の会の顧問はやると言っている。民間人だから嫌いな人がいるところとは付き合わない。そういうことです。分かりやすい」と話した。

 橋下氏は15年に政界引退後、テレビ出演や講演会を中心に活動し、私人の立場を強調している。松井氏は「彼の立場として好きにやらせてほしいということ。ただ僕とはこれからも普通に仲間です」。大阪維新の会の法律顧問は続けるという。