特別国会には新人議員たちも初登院した。中曽根康弘元首相を祖父、中曽根弘文元文相を父に持つ3代目、自民党の中曽根康隆氏(35=比例北関東)は、慶大時代、「嵐」の櫻井翔と同級だった縁から、心境を嵐のヒット曲になぞらえる難関の質問に「GUTS(ガッツ)」を挙げ、「新人らしく、ガッツをもって頑張りたい」。祖父と父からは「日本のために役に立てるよう、立派な政治家になるように」と、助言されたという。

 北海道11区で中川郁子氏との「妻対決」を制した立憲民主党の石川香織氏(33)は「これからが勝負です」と、気を引き締めた。一方、ダブル不倫疑惑を乗り越えた無所属の山尾志桜里氏は、「期待される仕事を全うすることに全精力をかけたい」と話した。