「ひふみん」こと、将棋の加藤一二三(ひふみ)九段(78)が2日、「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で将棋イベントに登場し、新春トークショーを行った。

 1日に78歳の誕生日を迎えたばかりのひふみんは共演の竹俣紅女流初段(19)から猫のイラストが入ったタオルなど猫にちなんだ3つをプレゼントされると「サンキュー、サンキュー」と照れ笑い。「誕生日を元気で迎えられたことが何より。ほんにうれしいです」と話した。

 トークではプレゼント効果か? “ひふみん節”をさく裂。「今年は戌(いぬ)年ですけれども、私は猫が大好き。私がかわいがった猫はかしこい。欠点が1つもない」とノリノリ。さらに「竹俣さんは猫派? 犬派?」と質問。「私は犬…、いや…、猫が好きです」と強引に? 猫派にさせた。

 大みそか恒例のNHK「紅白歌合戦」にはゲスト審査員として出場した。前半のラストには紅白スーパーバイザーの三津谷寛治に扮(ふん)した総合司会の内村光良から「審査員のひふみんが、そろそろオネムの時間ではないかと危惧しております」といじられた。この日は“居眠り”には触れなかったが「審査員は名誉なことでした」と話し、「ひな壇に並びまして、NHKのスタッフからは『(高橋一生ら)3人はどんどん映しますよ』と言われてうれしかったです」と緊張感たっぷりに? 本番に臨んでいたことを明かした。