平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)カーリング女子日本代表「LS北見」が試合中に軽食をほおばる「もぐもぐタイム」で食べたことで注目された北海道北見市の銘菓「赤いサイロ」は、21日になって、さらに注文が殺到している。

 製造元の老舗菓子店、清月には20日までに通常の10倍以上の注文があり急きょ増産態勢を組んでいたが、21日にさらに注文が相次ぎ、午後2時で本店内の同商品は売り切れ。インターネットでは3カ月待ちの状況になったため、受注の一時ストップを決めた。渡辺主人(もんど)社長(47)は「出しては売れ、出しては売れ、で。(この日夜の)スイス戦も見たいが、受注の整理などで見られないかも」と、うれしい悲鳴を上げていた。