2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は27日、大会マスコット審査会を開き、名前の選考に入った。五輪、パラそれぞれ30案が委託会社から提示され、この日、五輪、パラ10案ずつに絞った。

 委託会社はブランド戦略開発会社「ジザイズ」で、98年長野冬季五輪のマスコット「スノーレッツ」の名前を開発した会社。来月28日に行われる審査会で3案ずつに絞り、その後、国内・国際商標調査をかけ6月の審査会で1案を決定、発表する。この日から審査会メンバーに入ったマスコット作者の谷口亮氏は「子どもたちに覚えてもらいやすい名前にしたい」と意気込んだ。