第2次世界大戦中にナチス・ドイツの収容所で死亡したユダヤ人少女、アンネ・フランクの日記のうち、茶色い紙で隠されていた2ページ分の内容が研究者らによって初めて明らかにされた。AFP通信が15日に報じた。

 オランダ・アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」のロナルド・レオポルド館長は、「他の若者同様、性的知識に関心を持ち、情報を得て無邪気に書いていた」と話す。同館によると、1942年9月28日の日記に性的ジョーク4つと、性教育と売春について33行の文を書いていた。研究者によると、アンネが性的描写をしたのは、これが初めてではなかったという。