2020年東京パラリンピックの強化拠点「日本財団パラアリーナ」が1日、東京・品川区にオープンした。

 メインアリーナは約2000平方メートルと広く、トイレやシャワー室など館内の設備は完全バリアフリーで、これまで床が傷つくとの理由などで練習会場が限られていた車いすバスケットボールや車いすラグビー、ボッチャ、卓球などのチーム、選手が無料で利用できる。オープニングセレモニーに出席した東京大会組織委員会の森喜朗会長は「壊れるとか気にせずに選手たちは大いに自由に使ってほしい」と話した。