東京都の小池百合子知事(66)は10日、都庁で定例会見を行い、8日に膵(すい)がんで亡くなった翁長雄志(おなが・たけし)知事に対し、哀悼の意を表した。

 04年9月から2年間、沖縄北方担当相を務めた際の出来事を回想し「(当時)那覇市長だった翁長知事に、那覇の大綱ひきというダイナミックなイベントに参加させてもらった」と振り返った。

 最近では昨年10月、東京五輪・パラリンピックのフラッグツアーで訪問し、翁長知事に「パラリンピックの旗をお渡しした」と語った。

 67歳での逝去に「まだまだお若い知事だった。亡くなられて残念です。ご冥福を心からお祈りしたいと思います」と追悼した。