酒に酔った40代女性に乱暴したなどとして、警視庁赤坂署に準強姦(ごうかん)と脅迫の疑いで書類送検された、自称会社役員マック赤坂氏(69)が31日、自身のフェイスブックで「天地天命に誓って私は犯罪行為を犯しておりません」と反論した。

赤坂氏は「マック赤坂に関する一連のニュースに関して」と題し、フェイスブックページに投稿。「2年以上前の平成28年4月、私がある女性を酒に酔わせた上、同意なく関係をもったかのような報道が各社よりなされております。しかし、私と女性の間にあったことは、合意に基づく独身の男女の恋愛関係であって、法に触れるような事実は一切ありません」と合意の上で関係を持ったと主張した。その上で「関係を持った3か月後も東京都知事選挙に立候補した際、選挙のポスター貼りを手伝っていただくなどご協力をいただきお互いの関係に否定的なやりとりはありませんでした」と、関係を持った後も、女性は自身の選挙運動に協力していたと説明した。

その上で「しかし半年以上たってから、女性の態度が急変し、被害届がなされ、送検にいたったことは事実ですが、女性側の一方的なご主張に基づくものです。警察には冤罪であることをきちんとご説明し、捜査には誠実に対応してきました。今後、検察においても真実に基づいた正しい判断が下されると信じております」と冤罪(えんざい)であると主張した。

そして「女性側の一方的な被害届の内容をあたかも事実であったかのように報道された場合、最終的に罪となる事実はないという判断がなされても、毀損された名誉の回復は難しく、政治活動を志してきた人間にとって大きな痛手であると考えております。報道各社には報道の自由があることは当然のことですが、上記の点に配慮し、節度ある報道をされることを望みます」と報道各社にも呼び掛けた。

赤坂氏は最後に「以前もフェイスブック、ツイッターにて、事情をご説明しましたが、弱者救済の観点からセクハラ被害に遭っている女性を救うことは大事ですが、その陰でセクハラ冤罪に遭っている男性がいることも忘れないでください。最後になりますが支援者の皆様に、事実無根とはいえ不安を与えてしまったことを重ねて深くお詫びいたします」(コメントは原文のまま)と“セクハラ冤罪(えんざい)”であると強調した。