東京都の小池百合子知事は7日の会見で、20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで観光案内などを担う都市ボランティアが、目標としていた2万人を超えたことについて「街の顔として、いい役割を果たしてほしい」と期待を示した。

応募者の内訳は、女性が約6割、男性が約4割で、日本人が92%という。一方、暑さ対策でマラソンなどの開始時間を繰り上げる方針となったことについて、「暑さ対策には有効」とした上で、早朝開催によるアスリートの体調管理や観客の輸送面など課題があるとして、「ベストの方法を検討したい。危機管理の要点として、最悪の事態を考える」と述べた。都として、暑さ対策の緊急対応センターを設置する意向も示した。