日産自動車は29日、日本勢史上初の全豪オープンテニス制覇を成し遂げ、アジアから初の世界ランキング1位となった、大坂なおみ(21=日清食品)を起用した新テレビCMを2月6日からオンエアすると発表した。大坂は昨年9月に同社のブランドアンバサダーに就任していた。

日産は公式サイトで「日産自動車が大坂選手とともに世界を変える存在となるべく、従来より実施している『挑戦』をテーマとしたブランドキャンペーンCMです」と説明。「挑戦に、終わりなんてない。」というキャッチコピーのバックに、大坂の顔が大きく映ったCM画像を公表した。

日産は、電気自動車の普及や自動運転化技術の開発を軸に「ニッサン インテリジェント モビリティ」を推進している。今回の大坂を起用したCMで「自動運転化技術の開発に挑戦し続けることを宣言いたします」とし、日産の今後を明確に打ち出すという。

日産は「本CMでは、自動運転化技術の更なる開発に向けた日産自動車のあくなき挑戦心を表現するとともに、実際にその技術を体感した大坂選手の驚きや興奮を通して、日産車がもたらすドライブの喜びや楽しさを、お客さまにお伝えすることを目指しました」とした。

その上で「先進的な『技術』と、技術者たちの『情熱』で、世界を変えるGame Changerとなるべく、『ニッサン インテリジェント モビリティ』の推進を更に加速させます。そして、世界のトッププレイヤーと熱戦を繰り広げる大坂選手の更なる『夢と情熱』を応援してまいります」(コメントは原文のまま)と「情熱」というキーワードで、大坂とともに歩んでいく考えを示した。