前大阪市長の橋下徹氏(49)が、兵庫県明石市の泉房穂市長(55)の暴言騒動について、「杉田水脈氏の『LGBTは生産性がない』発言よりも酷いものだ」と非難した。

橋下氏は、泉市長が2017年6月、道路拡幅工事に伴うビルの立ち退き交渉を巡って、担当の市幹部に「燃やしてしまえ」などと暴言を浴びせていた問題を受け、29日にツイッターで「単なる注意・叱責のレベルを超えている。泉さんの功績がどうであれ一発アウトだ」と断罪した。

30日のツイートでは「泉さんが一生懸命な人であることは知っている」とした上で、「しかし政治家や行政の不祥事について、功績や背景事情を全て丁寧に勘案して総合的に許すという論理を認めてしまえば、あらゆる政治行政の不祥事について責任追及はできなくなるだろう」と指摘。また、「今回の職員への発言は、杉田水脈氏の『LGBTは生産性がない』発言よりも酷いものだ」と私見を述べた。