地域指定郵便物288通を投げ捨てたとして、千葉県匝瑳署は、郵便法違反の疑いで、八日市場郵便局の時給制契約社員の少年(18)を17日までに書類送検した。

送検容疑は18年8月中旬から19年1月下旬ごろ、匝瑳市内の集会場敷地の植え込みに郵便物288通を投げ捨て、放棄した疑い。署によると、契約社員は「配るのが面倒だった。地域指定郵便物ならばれないと思った」と供述している。投げ捨てたのは、署と地元企業が出した「電話de詐欺」抑制ハガキなど、すべて宛名がない地域指定郵便物だったという。