21日、東京ディズニーシー(TDS)の新エリア「ファンタジースプリングス」の名称を発表したオリエンタルランドによると、今後2022年までTDSと東京ディズニーランド(TDL)で毎年、新規施設を投下していくとした。

今年7月23日には約180億円を投じてTDSに「ソアリン ファンタスティック・フライト」がグランドオープンする。メインショーは約5分で、一気に87人が空を飛んで世界中の各所を巡ることができる。米国でも人気の室内アトラクションだが、映像ソフトはTDSオリジナルになるという。

また、同日、TDSで4月から休館していた「ハンガーステージ」で新プログラム「ソング・オブ・ミラージュ」が始まる。これまでディズニーキャラクターが登場することはなかったが、ミッキーマウスと仲間たちが幻の都「リオ・ドラード」にたどり着くまでの冒険ファンタジーをプロジェクションマッピングを駆使した約30分のミュージカルに仕立ててある。

東京五輪開催年の20年春には、TDLの大規模開発中の「美女と野獣の魔法のものがたり」が約750億円が投下されてオープンする。

21年には、東京ベイNKホール(05年閉館、現在更地)跡地に映画「トイ・ストーリー」シリーズをテーマとした直営ホテルが開業する。

そして22年度にTDSオリジナルの「ファンタジースプリングス」が世界初で幕を開ける。アラビアンコーストからの通路に導かれて「魔法の水」が流れる滝や池が来場者を案内する。泉を臨む場所にはパーク内の最上級ランクの部屋を有するホテルが建設されるという。