福島発大阪行きアイベックスエアラインズ82便が27日夕方、G20に参加する米トランプ大統領を乗せた専用機が大阪空港に優先的に着陸した影響で、行き先をいったん小松空港に変更した。

アイベックスエアラインズによると、出発が20分遅れ、米大統領専用機の到着が30分早まった。82便は燃料の問題で、長時間上空を旋回して、待機することができなかったという。通常、着陸できない場合は近隣空港に向かうことになっているが、大阪空港から近く、かつ同社がメインで使用する関西国際空港も、G20の影響からか、着陸許可が下りず、小松空港に向かうことになったという。乗客29人が乗っていた。

82便は小松空港で燃料補給後、再び大阪空港へ向かった。

アイベックスエアラインズ担当者は思わぬ事態に「想定外でした」と驚いていた。