東京都の小池百合子知事は26日の会見で、参院選で有権者の強い支持を集め、2議席を獲得した「れいわ新選組」について、重度の障がいがある2人を国会へ送り出したことを踏まえて「20~30年分の議論を一気に進めた。議論から実行に移す、大きなけん引役になられたのではないか」と述べ、山本太郎代表の戦略や行動を評価した。

 

ALS患者の舩後靖彦氏(61)、脳性まひなど重度の障がいがある木村英子氏(44)が、比例代表で初当選したことを受けて、2人を迎える参議院では、さらなるバリアフリー化に向けた対策が急ピッチで決まった。8月1日の臨時国会召集まで間がないこともあり、工事などの対応も始まっている。

 

20年東京大会へ、バリアフリーの準備も進める小池氏は「この課題(バリアフリー)は真剣に取り組むべき課題だ」とも述べた。