非常に強い台風15号が通過した、千葉県南房総市で10日午後、93歳の女性が自宅の布団の上で意識不明の状態で発見され、家族の通報を受けた消防が病院に搬送したが、死亡が確認された。

県の消防課によると、女性はあおむけに寝た状態で倒れており、家族が午後3時7分に消防に通報。救急隊が到着した時、家族が女性の胸骨を圧迫し、人工呼吸をしていたという。その段階で心配は停止しており、救急隊が心肺蘇生を続けながら病院に搬送したが、同4時43分に死亡が確認された。

発見された時の状況から、熱中症の疑いがあるとみている。