NHKから国民を守る党の党首・立花孝志参院議員(52)が8日、議員辞職し、参院埼玉選挙区補選(10日告示、27日投開票)に立候補することを発表した。

記者会見で立花氏は「十分に勝てる選挙であると分析した」と怪気炎をあげた。立花氏は「知名度が高い候補者をサプライズ発表する」と7日に語っていたが、参院議員を自ら辞職して参院補選に打って出るという奇策に出た。

補選は上田清司前知事(71)が無所属で出馬を表明し、立憲と国民が支援を明らかにしている。自公が独自候補の擁立を断念したことで「無風」とみられていたが立花氏の参戦で一転、一騎打ちの構図となりそうだ。

7月の参院選比例で初当選した立花氏の辞職で、比例名簿の次点だった浜田聡氏(42=医師)が繰り上げ当選となる。