将棋の第61期王位戦予選7組決勝、藤井聡太七段(17)対斎藤慎太郎七段(26)戦が27日、関西将棋会館で行われた。藤井は指し納めで初の挑戦者決定リーグ戦入りを目指す。勝負は正午前に昼食休憩に入った。

藤井の19年ラストの勝負メシは関西将棋会館1階の洋食店「レストランイレブン」のサービスランチ「珍豚美人(ちんとんしゃん)」(900円)。山形県産の豚の天ぷらに自家製のゴマだれがかかる、棋士の間では人気のランチメニュー。斎藤も同メニューを注文した。

王位戦は予選トーナメントを勝ち抜くと、シード選手を含めた計12人が2組に分かれて挑戦者決定リーグ戦を実施。各組の優勝者が挑戦者決定戦を行い、勝者が7番勝負へと進出する。 持ち時間は各4時間。昼食休憩をはさみ、夜には決着する見通し。