21日に横浜市内で開業する「京急ミュージアム」の内覧会が20日、行われた。京浜急行の120周年記念事業の1つ。

昨年9月に移転した京急グループ本社1階に、鉄道シミュレーションや京急ラインのジオラマ、車両「デハ236号」の展示などをしている。車内には、1898年2月に「大師電気鉄道」として創立され、翌年六郷橋から大師間の路面電車として運転を始めたなど、京急の歴史も紹介している。

この車両、埼玉県川口市内に野ざらしとなっていたものを2年かけて改修した。1929年(昭4)に製造され、30年から78年まで実際に走っていた。本物を見て、触れて、楽しむ魅力が凝縮されている。過去から未来へ、まさに「出発進行」だ。