「うまさ一番 富山のさかなフェア」の記念セレモニーが5日、都内のイベントスペースで行われた。北陸新幹線の開業5周年を記念したもの。

29日までJR東日本駅構内などの飲食店27店舗で、同新幹線を使って初めて輸送される「きときと(富山の言葉で「新鮮」という意味)」な鮮魚などによる限定料理が提供される。

早速、この日朝に新湊漁港で水揚げされた地元ブランドのベニズワイガニ「高志(こし)の紅ガニ」をはじめ、クロソイ、キントキダイなどが運び込まれた。

セレモニーで石井隆一同県知事(74)は、「富山県は、3000メートル級の立山連峰から流れ出た水が、直径40~50キロの富山平野をうるおし、富山湾に約500種類いる魚を育てる。そんなうまい魚をしっかりPRして、北陸新幹線で富山へ行ってもらいたい」と、あいさつしていた。