立憲民主党の枝野幸男代表は16日、都内で開いた党大会「立憲フェス2020」であいさつし、安倍晋三首相の政治姿勢について「国民の声を聴かない」と厳しく批判した。

「聞かれたことに答えずに逃げ回り、保身のために公文書を破棄し、子どもでもうそだと分かることを平気でつき、官僚に責任を押しつけている」と指摘。その上で「すべての取り組みを政権交代への準備につなげる。政権を必ず担う」と、決意を表明した。

国民民主党との合流はいったん白紙に戻ったが「野党が強く連係すれば着実に政治を変えられる」とした上で「もろく大きなかたまりではなく、しなやかにつながっていくことが私の目指す政権だ」と、訴えた。