国際政治学者の三浦瑠麗氏(39)が、新型コロナウイルス感染防止対策として東京都の小池百合子知事が検討するスーパーの混雑対策について「人間というものを理解しない間違った手法」と批判した。

三浦氏は23日、ツイッターを更新。小池都知事が問題化している商店街やスーパーの混雑を解消するため、買い物に行く人数の絞り込みや時間帯を分けるなど都としてのルールを検討しているとの報道を受け、「人間というものを理解しない間違った手法。営業時間短縮をやめ、客を分散し、従業員の時給をあげ手当てを加算すべき。混雑回避策は店の知恵に任せる」と私見を述べた。

続くツイートで「人間社会はある行動をすれば他に影響がでるものだ。営業時間を短縮すればアルバイト・パート代は減る。軒並み営業時間を短縮したら店は混雑する。お年寄りをスーパーの買い物で外に出さなければ足腰が弱る。いつでも買えると思わなければ買いだめに押し寄せる」と指摘。「もう少し人間社会を理解してください」と訴えた。