将棋の藤井聡太七段(17)の最年少タイトル挑戦の記録更新が難しくなってきた。日本将棋連盟は8日、緊急事態宣言の延長を受け、遠距離移動を伴う対局の休止を31日まで続行すると発表した。この影響で、藤井が現在、挑戦権争いをしている棋聖戦と王位戦の再開は6月以降となる。本来なら棋聖戦は今月上旬、王位戦は来月早々、挑戦者が決まる予定だった。史上最年少の挑戦は、屋敷伸之現九段の17歳10カ月24日。

なお、すでに挑戦者が決定している名人戦と叡王戦の各7番勝負に関して同連盟は、再延期を発表した。