作家室井佑月氏(50)と結婚する意向を9日に自身のツイッターで示した前新潟県知事の米山隆一氏(52)が10日、東京高等検察庁の黒川弘務検事長の定年延長問題が注視される検察庁法改正案に抗議した。

米山氏は10日、ツイッターを更新。トレンド入りしているハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」を付け、英文を合わせて「政府が検察官の定年を延長できる検察庁法改正案に反対します。知事時代最大の権限が幹部職員の人事権であり、中でも定年の無い職員最高職、副知事の指名権が権力の源泉でした」とツイートした。

続けて「元より検事総長他の検察人事は内閣が行いますが、年功序列の文化が強い役所において政府に自由な定年の延長の権限を与える事は事実上完全に検察を掌握する権限を与える事になります。それは明らかに行き過ぎであり政府の完全な独裁につながります。私は明確に反対します。 #検察庁法改正案に抗議します」とつぶやいた。

「#検察庁法改正案に抗議します」はツイッター上で日本のトレンド1位に上昇し、約200万件のツイートがみられる。