愛知県の大村秀章知事(60)が20日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で夏の甲子園大会の開催が中止されたこと受け、代替となる県レベルの大会開催を強く望んだ。

自身のツイッターで「新型コロナウイルス感染症の影響から判断された日本高等学校野球連盟の決定を尊重したいと思います」とした上で「全国大会は中止となりましたが、代替となる県レベルの大会が開催され、高校3年生の球児たちの最後を飾る場が用意されることを強く期待します」とつづった。

同県高野連はこの日、中止が決まった今夏の甲子園大会とは関係のない、県独自の公式戦の開催を発表。同連盟神田清理事長は文書で「全国大会が中止となりましたが、愛知県高野連では3年生に公式戦の機会をつくりたいと考え独自の大会を検討しています。日本高野連からの大会開催のガイドラインを参考に、選手の安全と健康を考え、できる限りの準備をして開催したいと考えています」とコメントしている。