将棋の第33期竜王戦3組ランキング戦決勝、杉本昌隆八段(51)対藤井聡太七段(17)の師弟対決が20日、関西将棋会館で始まった。公式戦での師弟対決は2度目。約2年3カ月ぶりの師弟戦は正午前に昼食休憩に入った。ここまでの藤井の消費時間は1時間12分、杉本は35分。

この日、藤井は勝負メシにそば・うどん店「やまが」の天とじ丼&冷たいうどんセット(1050円)を注文。とろとろのたまごにエビ2尾がつく絶妙の一品。麺好きで知られる藤井はうどんも付け、栄養補給。午後の対局に備えた。

杉本はふな定「うなぎ丼」(1650円)を注文した。うなぎ丼は棋士の間ではここ一番の勝負メシ。師匠は体力、気力とも万全の態勢で午後の対局に臨んだ。

持ち時間は各5時間。昼食休憩をはさみ、夜には決着する見通し。