ゴジラが淡路島へ上陸した!? 兵庫県立淡路島公園(淡路市)のアニメーション体験型施設「ニジゲンノモリ」に全長約120メートルの等身大「ゴジラ」を体感できる参加型の新アトラクション「ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター」の完成披露イベントが8日、行われた。10日にオープンする。

新アトラクションは東宝の人気映画「ゴジラ」シリーズの「シン・ゴジラ」(16年公開)がモデル。等身大のゴジラの常設は世界で初めて。長さ約55メートル、横幅約25メートル、高さ約20メートルで、ゴジラの体の一部が地中に埋まっていると想定。淡路島に上陸し、暴れ回るゴジラに政府は薬剤を搭載したミサイルを撃ち込んで動きを抑制したが、いつ再び暴れ出すか分からないという設定だ。

来場者は「センター」の一員として、滑車を使ってゴジラの体内に突入する「ジップライン」や、飛散したゴジラの細胞を殲滅(せんめつ)するシューティングゲームなどを楽しめる。

イベントに出席した女優の山崎紘菜(26)は「想像していた以上の迫力だな。爪も細かいところまで作り込まれている」と驚いた。

雨の中、ジップラインを体験したお笑いタレント、たむらけんじ(47)は「雨で体験は中止かと…。むちゃくちゃ怖いで。むちゃくちゃ速いで~」と顔を引きつらせた。

東宝の大田圭二取締役兼CGO(チーフ・ゴジラ・オフィサー)は「クオリティーが高く、ケタ違いの迫力。いまにも動きだしそう」と太鼓判を押した。