東京都の小池百合子知事(68)は24日午後、首相官邸で菅義偉首相(71)と会談した。新型コロナウイルスの感染拡大によって、政府が検討している観光支援事業「Go To トラベル」の一時停止に関して意見交換。小池氏は午後3時前に官邸へ入り、約15分で退出した。都庁へ戻った際に報道陣の取材に応じたが「東京都のコロナ感染症の状況など、情報を共有させていただきました。いくつか、この状況で対策を練る必要があるということろから、国のさまざまな情報の詳細が十分伝わっていない部分もありましたので、西村環境大臣とも確認させていただきましたし、菅総理とも確認させていただきました」とし、「国と連係をしながらコロナ対策をしっかりやっていきたいというところです」とした。具体的な対策などの詳細は明かさなかった。