橋本聖子氏の後任となった丸川珠代五輪相(50)は20日、都内で「ホストタウンサミット 2021」出席後、報道陣の取材に応じ、島根県の丸山達也知事が17日、東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの中止検討を言及したことに関し、都と連携して丸山氏の理解を得られるようサポートをしていく考えを示した。

丸川氏は「丸山知事が仰っているのは、東京都の対応と国の対応とそれぞれあると思います」と丸山氏が国や都の新型コロナウイルス感染症の対策を批判していることに触れた。「東京都は医療体制がまだ非常に厳しい」と前置きし、「観客の皆様、アスリートの皆様が来ることを踏まえた時に、医療体制がどうなのか。マラソンを行うにあたっての備えはどうなっているのか。東京都ともよく連携をしながらご理解が得られるように国としてもサポートをしていきたい」と語った。【沢田直人】