自民党の宮城県連は、次期衆院選の宮城5区に元タレントの森下千里氏(39)を擁立する方針を固めた。県連は7日、第5選挙区支部の会合で森下氏を候補者とすることを報告し、14日に県連の正式承認を得て、発表される予定だ。

県連では、元衆院議員の勝沼栄明氏(46)が立候補を予定していたが、勝沼氏は任期満了に伴う宮城・石巻市長選(4月25日投開票)への出馬を決めたため、代替候補の選出に迫られていた。森下氏は名古屋市出身。宮城5区は、立憲民主党の安住淳国対委員長が現職で、次期衆院選に出馬を予定している。

森下氏は8日、報道を受けSNSで「私からお話しできることはまだありません」とコメントした。