東京都の小池百合子知事は17日、退庁時の取材に、政府が1都3県の緊急事態宣言を21日に解除する方針を示したことに対し「リバウンドをさせないことが最も重要」と語った。

「医療体制はステージが既に下がっている」とし、仮にリバウンドが発生した場合にも「医療体制を整えていきたい」と述べた。都では約1カ月ぶりに新規感染者が400人を超えたことには「無症状の方も増えている。それらの方をよく検査し、検査数を増やしていくことが大切」と語った。

これに先立つ1都3県の知事のテレビ会議では、宣言が解除された後、飲食店への時短要請を現在の午後8時から午後9時に緩和する方針で一致した。