東京都は1日、新型コロナウイルス感染症対策に関するモニタリング会議を行った。

東京都の新規感染者は475人だった。国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長によると、3月31日時点で、新規感染者数の7日間の増加比が117%と上昇傾向にある。この増加比が続けば、4週間後のゴールデンウイーク直前には、1日あたり約650人の新規感染者が発生する可能性があるという。

大曲氏は「主要駅、繁華街、花見の名所で多くの人出がありました。第3波を超える感染拡大が危惧される。厳重な警戒が必要です」と注意を呼び掛けた。