元衆院議員の金子恵美氏(43)が、亡き父との最後の会話を明かし、「その言葉は親不孝娘にとっては救いの言葉になりました」とつづった。

金子氏は20日、ブログを更新。生前は新潟県の月潟村(現・新潟市南区)で村長を務めた父由征さんの命日を迎え、「2年前の今日、父は旅立ちました。三姉妹の中でも一番父と衝突し、特に政治家になってからは政治家の先輩である父のアドバイスを素直に聞けず、反抗的な態度ばかりとっていたように思います」と、父との関係をつづった。

続けて「そんな私ですが、父にとってたった一人の孫をみせられたことが唯一の親孝行だったのかもしれません。闘病中の父を看病するために息子を連れて時々新潟に帰っていましたが、亡くなる前、最後となった看病を終えて東京に戻る際、父が『いっぱいありがとうね‥‥』と辛そうにしながらも言ってくれました」と振り返った。

「それが父との最後の会話となってしまいましたが、その言葉は親不孝娘にとっては救いの言葉になりました」とし、「お父さん、ありがとう。いま私は幸せです」と語りかけるようにつづった。