日本維新の会の鈴木宗男氏が25日午前の参院外交防衛委員会で「宗男節」全開で持論を展開した。

委員会冒頭では、自民党の中山泰秀防衛副大臣が20日の同委員会を遅刻し、野党の反発で委員会が取りやめとなったことを、岸信夫防衛相とともに陳謝。続く質疑で立憲民主党の白真勲、小西洋之氏から遅刻問題をさらに追及された。

鈴木氏は「たった2分です。2分でも遅れたことはダメです。1秒でもダメです」。こう述べた上で小西氏を猛批判した。「2015年6月11日、この委員会でトップバッターで、質問に立った小西委員は、3分間も遅れて来ました」と指摘。当時、冒頭で小西氏が謝罪し、委員長から注意を受けた後に委員会は、そのまま開会されたことを挙げ、「2分遅れたからといって委員会を止めるのは、逆に国会軽視」などと問題提起した。さらに「かつては自分も遅れて来て、人のことについては厳しく言うのは公平でない」と小西氏を糾弾した。