新世紀世代の笹生優花(19=ICTSI)が大会史上最年少の「19歳351日」で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた。通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗との日本人同士のプレーオフをバーディー決着で制した。

 

笹生が栄養補給食料としてバナナを食べたことについて、バナナ業界にも衝撃が走った。日本におけるバナナの輸入データを集めて、さらにバナナに関連した広報を推進する日本バナナ輸入組合(東京・千代田区)では「本当に優勝おめでとうございます。笹生さんがバナナを食べている映像が世界に流れたことで、バナナの新たなページが開けるかもしれません」と話した。笹生の生まれ故郷のフィリピンは日本へのバナナ輸入量ではシェア約75%とほとんどを占めている。同組合では「笹生さんに食べていただいたことで生食以外のバナナの食べ方もご紹介したいですね」とバナナの新境地への意欲をのぞかせた。

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