JR東日本東京支社は19日、10月23日(土)始発から翌24日(日)終電まで、山手線内回りの池袋-渋谷-大崎間のすべての列車を運休すると発表した。渋谷駅で山手線内回りホームを拡幅するため、線路の切り替え工事を実施する。線路切り替え工事に伴う山手線の運転見合わせとしては、JR東の発足後最長になるという。

内回りのその他の区間は運転本数を減らし、日中は約10分間隔になる。外回りも本数を減らす。この期間は他路線も含めて混雑が予想されるため、振り替え輸送などの利用を呼び掛けている。実際の工事時間帯は10月22日(金)終電後から25日(月)初電までの約52時間。悪天候などで実施できない場合は、11月19日(金)終電後からに延期する。

渋谷駅では15年から駅改良工事を段階的に進めている。昨年は、埼京線のホームが移設され、山手線ホームと並列になった。全体の完成は27年度を予定している。