千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで18日、音楽フェス「スーパーソニック」が開幕した。酒類は提供しないなど、主催者は観客はキャンセルなどで1万人弱の見通しになり、新型コロナ対策を徹底して開催するとしていた。

入り口ではスタッフが来場者に間隔を空けるよう呼びかけ、体温チェックなどを行った。会場内は立ち見予定だったアリーナ席にも座席を配置し、観客が密集しないよう一席ずつ空けた。参加した20代会社員の女性は「会場は対策が施されていて、密になる様子はありませんでした。大きな歓声はなくて、ルールが守られていたと思う」。県内の大学に通う男性は「心配もありましたがワクチンを2回打ったので大丈夫だと思います」と話した。ただ、一部では入場前にお酒を飲み、ほろ酔いで来場する人もおり、スタッフが入り口で、ハイボールの空き缶などを客から回収していた。【沢田直人】