将棋の藤井聡太3冠（王位・叡王・棋聖＝19）が豊島将之竜王（31）に挑戦する、第34期竜王戦7番勝負第4局が12、13の両日、山口県宇部市・ANAクラウンプラザホテル宇部で行われ、後手の藤井が豊島を破り、開幕から4連勝で竜王を奪取した。

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将棋界の棋士の序列1位は名人と竜王で同格。

ただし、藤井は4冠で、渡辺明は3冠（名人・棋王・王将）。保持するタイトル数が多い藤井が上位となる。次いで、永瀬拓矢王座が3位となる。

大半の対局では藤井が上座に座るが、渡辺が保持するタイトル戦の挑戦者、永瀬王座への挑戦者として登場した場合は、下座となる。

また、竜王になるとアマチュア有段者に発行する免状の署名という公務が入る。現在はコロナ禍で開催されていないが、通常なら6月か7月に開催されるアマ竜王戦、8月に開催される高校竜王戦のゲスト出演も依頼される。