印象戦略コンサルタントの乳原(うはら)佳代さんがイマイチ盛り上がりに欠ける立憲民主党の代表選挙について、その原因を解析した。診断した結果、乳原さんは「4人とも資質は良くてらっしゃる」とホメあげた上で「みなさん自分の武器をちゃんと分かっていない」と“ちょっと惜しい面々”であることを嘆いた。

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<逢坂誠二元首相補佐官(62)>

4人の中ではファッションセンスは断トツで良いですね。髪の毛がきれいな白髪ということをよくご理解されています。男性では勇気のいるピンクをネクタイの色にする。これがまたオール白髪に自然となじんでいます。ピンクを基調として紺のストライプ柄をチョイスすることもありました。米ブルックスブラザーズ社のNo・5なんですが、このネクタイで決めてくるあたりは大人の風格を感じます。でも、その「さりげなさ」がアダになる。話し方の物腰の柔らかさで相手を包み込ませる場面ばかりではない。もっと強引にいくといいなぁ、という状況で自我を強く出せないと、もどかしさばかりが募っていく。惜しいですね。