日本棋院は2日、11月30日に開かれた常務理事会で来年度から3人の棋士を採用したと発表した。

関西総本部(大阪市)の採用試験を12勝2敗と1位で通過した小西理章新初段(17)、中部総本部(名古屋市)の試験で9勝5敗と1位通過の保田翔太新初段(15)は採用棋士、中部で保田に次いで8勝6敗となり、「棋士として十分な実力を有する」と評価された桜本絢子新初段(19)が女流特別採用推薦棋士として、それぞれ認められた。

来年度冬季採用試験を突破し、11月30日に東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で記者会見に応じた河原裕新初段(15)と依田大空新初段(18)とともに、来年4月1日からプロとしてデビューする。ただし、規定により対局には来年1月から参加できる。