自民党の星野伊佐夫新潟県議から2000万~3000万円の「裏金要求」をされたと告発した泉田裕彦衆議院議員を巡り、自民党長岡支部は6日、新潟5区支部長を泉田氏から差し替えるよう県連に申し入れを行った。

県連によると、申し入れは支部長の星野氏などの幹部の連名で、理由については「(泉田氏の)日ごろの党活動を通じた愛党精神の欠如」などだという。県連は協議を進めて、今後の対応を決めていくとした。

一方で泉田氏は6日、星野氏の党員除名を県連に求める考えを改めて示した。星野氏が3日に開いた会見を受け、泉田氏は「(星野氏は)虚偽の発言があり、社会的信用をおとしめている」とし、裏金要求以外にも理由を加えて文書を提出する準備を進めているとした。