東京・上野動物園は18日、双子のジャイアントパンダについて近況を報告した。新型コロナウイルスの感染急拡大で臨時休園になり、一般公開も一時休止になる中、雄のシャオシャオと雌のレイレイは、母親シンシンとともに西園「パンダのもり」の室内展示室と、出入り自由の隣の寝室で思い思いに元気にすごしている。木に登ったり、お母さんを真似して笹で遊んだり、起きている間は活発に動き回っているという。

2頭とも健康で、体重も17日=208日齢時点で、シャオシャオが14・95キロ、レイレイが15キロになった。11日=202日齢時点のシャオシャオ14・6キロ、レイレイ14・4キロから順調に増えている。

シンシンも子どもたちとじゃれ合ったり、授乳したりするなど、落ち着いてすごしている。同園は父親リーリーとお姉さんのシャンシャンについても「静かな園内で元気にすごしています」と報告した。