国民民主党が11日、都内で定期党大会を開催し、玉木雄一郎代表は夏の参院選で小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会(都民ファ)」と、東京選挙区で統一候補を擁立することを表明した。

玉木氏は「一緒に戦っていきたい」と語り、合流も視野に協議を継続している都民ファとの連携強化を示し、両党は14日に第4回目の合同勉強会を開催する

また、与野党問わず、政策一致を前提に連携していく方針を明言し、「野党第3党という地位。政策を実現するために与党側にも政府側にも協力は求めていきたいし、求めざるを得ない。与党、野党、どの党関係なく協力連携は求めていく」とした。

来賓の連合・芳野友子会長は党大会終了まで席にとどまり、玉木氏らとガッツポーズの撮影に応じるなど、参院選をにらんだ協力関係をアピールした。【大上悟】