夏の参院選で、日本維新の会から比例代表で出馬を表明している元プロ野球ヤクルトでプレーしたスポーツライターの青島健太氏(64)が6日、埼玉県草加市に連絡事務所を開設した。

事務所には大学や高校時代の友人など、青島氏の活動をサポートする約30人の関係者が集まった。青島氏は関係者の平均年齢が60歳を超えているといい、昨夏の東京五輪女子スケートボード西矢椛に向けた実況「13歳、真夏の大冒険」を引き合いに、自身の出馬表明を「シニアの真夏の大冒険」と称した。関係者に対して「ぜひ楽しんでご協力頂きたい」と呼び掛けた。青島氏は午後3時から開催された、維新のオンライン勉強会に参加したという。

青島氏は19年の埼玉県知事選に自民、公明両党の推薦を受けて出馬したが、旧立憲民主党など4野党が支援した大野元裕知事(58)に敗れた。【沢田直人】