藤井聡太棋聖(竜王・王位・叡王・王将=19)が永瀬拓矢王座の挑戦を初めて受ける、将棋「第93期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第2局」(産経新聞社、日本将棋連盟主催)は15日午前9時から新潟「高志の宿 高島屋」で永瀬の先手で始まった。

正午からは1時間の昼食休憩に入った。永瀬王座は「うな重」にカップケーキ「プランタン」とアイスコーヒー、抹茶。藤井棋聖は「にぎり寿司」。どちらにも「なないろ野菜の漬物」が添えられた。ともに前日検分の際、「新潟は米どころ。おいしいお米は楽しみ」と話していた。

ここまで50手進んだ。持ち時間各4時間のうち、永瀬はわずか24分しか使っていない。藤井は2時間9分も消費している。この差が午後からどう影響するか。午後1時、対局は再開された。午後3時には、午前10時に次いでおやつが出される。